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不幸になる生き方

2010/07/10 23:57

「不幸になる生き方」。まず、「幸せになる生き方」、といったような平凡なタイトルでないところがいい。おそらく勝間さんの発想の根底には、以前から多くの本に書かれているように、セレンディピティ的発想、あるいは三悪追放の発想に基づくところが多く、これらが著者の生きる源になっているように思える。そしてまた確か勝間さんご自身もどこかで書かれていたかと記憶するが、本書は勝間さんがこれまでに出された生き方本の集大成本とも捉えられる。 身の回りのいわゆる不幸な人々の生き様を見るにつけ、なぜそのような生き方になってしまうのか、ということを自分の中で深く追求したかった一方で、そういう自分にはその生き方や考え方に誤りはないのか、ということを確認したくて手にした一冊。

日本人が幸福になれない構図
悲しいかなこの国の現状・・・そのいくつかの理由は「年をとるほど不幸になる日本人」(p37~)、「リスクをとって報われる社会かどうか」(p59~)などを読んでいただければと思うが、日本人が幸福になれない構図の本当の本当の解は「日本人が幸福になれない構図」(p97~)の中で触れられているように、やはりその宗教観に基づく部分が大きく作用しているように思われる。宗教観、と一言で片付けてしまえばそれまでだが、これがその後の人々の生き方、発想、人生観、ひいては人々の集合体である国家の姿にまで発展しすべてが繋がっていると思えてならない。

幸せと不幸を分けるものは何か - 7つの法則

本書の後半では個別理論編として、幸せと不幸を分けるものは何かを7つの法則に照らし合わせて考えている。自分の現状を○△Xの3段階で自己採点してみるとこんな感じか?
・有責の法則:○ 100点満点の○ではないが、自分の信条に繋がる部分でもある。
・双局の法則:X 自分にとって最も?弱いところかも。情けないが、目先のことには弱い。
・分散の法則:△ 今、自分の中で最も関心が高いテーマのWLB(ワーク・ライフ・バランス)の話が折り込みながら。過度に何かにしがみつくことなく。先日読んだ「ゆるい生き方 ~ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣~ 」(本田 直之 著)の「会社に縛られない準備をしておく」にも通じる部分がある。今後の自分のライフワークと読書のテーマは、WLBの追求かも。
・応報の法則:○ 自分として最も避けたい部分でもあり、周りからも最も避けたい部分でもある。これも先の有責の法則同様、100点満点の○ではないが、自分の信条に繋がる部分でもある。

相手に対する不満を頭ごなしに怒ったり、別の誰かに愚痴ったりしても、「問題解決」という点ではまったく前進しません。そういう場合には、不満を誠実に伝えると同時に改善案を提示しましょう。それでも相手が改善しない場合には、できるだけ接触時間を減らして、つきあわないようにすることです。非難体質が染みついてしまった人とつきあうのは、人生の時間の無駄遣いですし、その相手とつき合うことで、自分のなかの怒りや妬みといった感情が呼び起こされてしまうからです。
勝間和代 『不幸になる生き方』集英社新書、190ページ) この部分で考えさせられることが多い昨今だが、上記および以前に読んだ鎌田浩毅さんの「成功術 時間の戦略」の「二対七対一の法則」にも書かれていたことを合わせることで、ある種すっきりしたような気がする。

・稼働の法則:○ まぁまぁ○といったところか。行動コストはわりと低い方であると自分では考える。
・内発の法則:○ 他人と比べたり、他人に幸福のモノサシを預けたりすることはもともと好きな方ではないので、これもまぁまぁ○といったところか。
・利他の法則:△ まだまだ弱い部分かな。人間関係の基本であると信じたいし、勝間さんが書かれているように、ネット社会ではこの効果がより一層発揮しやすくなるような構造にあるため、さらにこれらを押し進めたい。勝間さんが「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」などにも書かれている「情報のGive 5乗」にも繋がる部分。

今後はそしてXを△に、そして△を○にしていこう。教わることが多かった一冊。生き方のレファレンスとして。





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