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あたらしいあたりまえ。

2012/12/11 23:41

松浦さんの本からは、人が人として人らしく生きることの大切さ、人が初々しさをもって生きることの大切さ、をいつも教わる。
本書「あたらしいあたりまえ。」は、日々の暮らしと仕事をいきいきとおくるための気づきやメッセージであふれている。
心が逆立っているとき、荒波にもまれているとき、逆風にさらされているときに、力を抜くこと、立ち止まること、初心に帰ることを教えてくれる。

本書から共感した部分について取り上げてみた。

1. しんどい道を選ぶ

迷うとき、悩むというときは、おおよそ理由は決まっています。自信がないか、腰が引けているか、逃げ出したいと思っているかです。
そんなとき、二つの道を比べて、楽な方を選んでしまうと、とっかかりで自分の「真剣度」が下がっています。かえって失敗することのほうが多いのです。
ところが、しんどいほうを選べば、結果が成功だろうと失敗だろうと、一つのチャレンジができたことになります。「大変だけどやってみる」と最初に決めたことで、自分のモチベーションも違ってきます。
松浦弥太郎あたらしいあたりまえ。』PHP文庫、46ページ)

人は、とかくイージーな方向へ、あるいは安定した方向へ流れがちだ。が、人生という旅路の中で、新しい世界や新しい景色を見ようと思ったら、しんどい道を選んでみたい。
「大変だけどやってみる」「目標は高く持つ」のこころだ。昨日書いたエントリーの最後に「挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とではまったく天地のへだたりがある。挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などはない」という岡本太郎さんの本からの引用があったが、まさにこれと符合する。

2. 雨の日は花を買う

雨の日に暗くなるのは、部屋の中だけではありません。僕たちの心の中も、ちょっぴり薄暗くなっているものです。
そんなときは、昼間から電気をつける前に、外に出ましょう。傘をさして、花を買いに行きましょう。部屋だけでなく、気持ちまでが華やぎます。
松浦弥太郎あたらしいあたりまえ。』PHP文庫、74ページ)

ストレートに、素敵な生き方だと思う。

3. ブレーキの使い方

アクセルを踏み、どう動くか。ハンドリングし、いかに方向を転換するか。
この二つについては、ずいぶん小さいうちから習っていたように感じるのです。いつもフルアクセルで、どんなときも、誰よりも早く前に出る。そんな技術を磨き続けてきた人も、たくさんいます。
しかし、運転に必要な技術は、二つではありません。
一番大切なのは、三つめの技術 - ブレーキをかけること。
「そんなの簡単だ、学ぶ必要もない」と、笑う人がいるかも知れませんが、実はブレーキを踏むのは、たいそう難しいことです。
なぜなら、立ち止まるのは、勇気がいります。
人との付き合いでも仕事でも、ぐんぐんスピードを上げ、前へ前へと進んできたのに、ふと立ち止まろうというのですから、ためらってしまうのは当然です。
松浦弥太郎あたらしいあたりまえ。』PHP文庫、157ページ)

本書のなかで私が一番共感したのは、実はこの章だった。

私たちはいつも効率を追い求めるばかりに、「速いのが一番」と誰もがデフォルトで思い込んではいないだろうか。そこには「一歩立ち止まって」と、一息おいてみるという余地はないのだろうか。
日々の暮らしや仕事、人生のなかで、ブレーキをかけること、ブレーキをかけながらゆっくり走ること。あるいはさらにブレーキをかけて立ち止まり、自分という運転席からまわりの景色を見て見ること。そうすることによって、自分が正しい道を進んでいるかどうかを落ち着いて判断することもできるであろうし、ひたすらアクセルを踏んでいただけでは見えなかった周りの景色や状況も見えてくることだろう。もしかしたら、そこで自分は誤った道を走っていたと気づくかもしれないし、この先は危険だと気づくきっかけになるかもしれない。

誰もが見落としがちな、ブレーキをかけるという人生における運転技術。時には立ち止まってみたり、スピードを落とすことも日々の暮らしのなかで考えてみてもいいのではないだろうか。


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